金曜と土曜のこと

●5/25 金曜日そして給料日。イーッフゥッ(マリオ)!会社帰りに友達から連絡が来たので飲みに行く。その友達とは、ここ最近お互いが飲みたい時に連絡をしてもなかなか相手の都合が合わなくて…というのを繰り返していたので会うのは久々。じゃあ飲みに行く日を決めて約束すればいいのだけど、それでは面白くないので意地の張り合いで敢えて約束はしなかったのだ。まぁとにかく、久し振りにお互いの気持ちが通じたということで良かった。新宿のメキシコ料理屋で陽気に飲んで周りの騒がしさに負けないように話したので、ぐったりしてしまった。声を張り上げて話すのに疲れたけど話し足りなかったので、近くのスタバに寄ってまたおしゃべり。お互いが今抱えているモヤモヤしていることが少しは和らいだようだ。

家に帰って、寝る前にムービーチャンネルを付けたら今月はカンヌ映画祭特集をやっているらしく「バートン・フィンク」をやっていた。何年振りだろう?途中からだったけど、久し振りに観た。相変わらず何とも不思議な映画だなぁ。訳が分からないけど嫌いではない。また何年か後に観ても、きっとそう思うんだろう。

バートン・フィンク [DVD]

バートン・フィンク [DVD]

●5/26 バートン・フィンクを観たら目が冴えてしまったので、そのまま起きてレンタルしていたDVDを観た。

悪魔とダニエル・ジョンストン [DVD]

悪魔とダニエル・ジョンストン [DVD]

やー、これが思いのほか良かったので大満足。このカエルの絵は見たことあったんだけど、ダニエル・ジョンストンという人のことは知らなかったので、その人のドキュメンタリーと知って公開されているときに気にはなっていたんだけど結局足が進まなかった。レンタルしてみても、果たしてどうだろう?観ずに返すかも?と思ったくらい。そんなことしなくて良かった。ドキュメンタリーというと「えー…」と敬遠してしまいがちだけど、ダニエルの昔の映像を上手く使っていたり面白い場面もあったり全然飽きなかったし、それよりなにより、ダニエルの音楽が良いのと本人のエピソードが強烈過ぎて最後まで目が離せなかった。周りの人たちの話も良かったけれど、最後の両親の言葉が一番胸に来たなぁ。辛いことが多かっただろうけど、それでもやはり親だもんね。あと印象に残ったのは、特典映像で出てきたダニエルが10代の頃から片思いをしている相手、ローリーとの再会。お恥ずかしながら涙出ちゃいましたよワタシ。ローリーがとても素敵な女性なんだもん。少ししか出てこないのに、この人の雰囲気がすごく良かった。うん、これは観て良かったです。
土曜は1日家のことをする!と決めていたので、朝方寝て昼前に起きて掃除洗濯をして片付け、と少しだけ衣替え。一息ついてからまたDVD。これまた観たいと思いつつ長いこと逃していた1本。音楽が良かったのでサントラ聞いてみたい。話は、ありがち?と言えばそうかもしれないけど割と好きでした。これも観る前は「どうせオサレ映画でしょ」としか思ってなかったので。結局は誰でも悩みを抱えながら生きているんだもんね。弟が何気に良かった。あの頃に戻りたい!と思うことはあまり無いけれど、主人公と同じ歳のころに感じていた「この先にはきっと何かある!」と思っていた胸の中にキラキラしたものをラストのシーンで思い出して(こう書くと今は何も無いみたいだねぇ…そんなことは無いです)心にしみた。そういえば告白するけど、指しゃぶりや爪噛みとかじゃないけど、わたしも子供の頃から無意識にやってしまうクセがあるんです。あんまり良くないことらしいので30までには治したいなぁ。もう残り少ないですが。
良い映画に当たると嬉しい。暑かったしビールを飲みながら、観たものを思い出しながら色んなことを考えてしまった。
その後でスペシャ爆音アトモスのリピートを観たら、見事に髭の鬣コーナーに脱力させられたわ!威嚇とか最後の「宮川クンをだっこするから…」と言いながらジェスチャーがおんぶになってる須藤さんとか。バカバカしいんだけど、脱線しているように見えて途中から話が全部繋がってきて結局面白いので好きだ。