映画祭へ

仕事後、東京国際映画祭六本木ヒルズ。毎年数本観たいなあと思いつつ、観たい映画と日程が合わず今年も1本だけ。本当は「プレシャス!」も観たかったのにチケット発売時になって中止が決まってガッカリ。だけど、好きな役者さんが揃って出演している「NYスタテンアイランド物語」が観られて良かった。ひとつの物語を主役3人それぞれの視点から描いている、わたしの好きなタイプの映画。イーサン・ホークヴィンセント・ドノフリオシーモア・カッセル3人ともそれぞれ良い味を出しているけど、聾唖のデリカテッセンのおじいさん役のシーモア・カッセルが特に良い。ダンスしているときのチャーミングなとことか、普段の表情とか全く別の顔になるとことか全部。今後公開になるといいなあ。 
それにしてもわたしが中学生のときから大好きな(えぇ毎回この前置きは要らないですね)イーサンは本当にダメな男の役がよくお似合い。もうこの人40近いのにわたしの母性本能をくすぐるよ(知りません)!上映後の監督のQ&Aで主演した3人の俳優の起用について「イーサンとは何度か仕事をしたことがあって、本人はとても賢い人だけど愚か者‥負け犬の役をやらせたら本当に上手いんだよね」と言ってクスッと笑わせてました。納得です。
上映開始が21:20〜、その後がQ&Aで終電に間に合うかドキドキしていたけど、監督から例えば舞台になっているスタテンアイランドや内容について実際に色々な話を聞いて更にこの映画が楽しめたので最後まで居て良かった。わたしが自分の故郷を舞台に映画を撮るとしたらどんな話にしようか‥対岸のニューヨークがとても印象的だった。
体調の関係で叶わなかったけど、監督と一緒にシーモア・カッセルも来日予定だったとか。うーん、残念。また面白い映画に出てゼヒ日本に来てください!

ミニー&モスコウィッツ [DVD]

ミニー&モスコウィッツ [DVD]

天才マックスの世界 [DVD]

天才マックスの世界 [DVD]

↑これはわたしの好きな映画ベスト5に入る1本。シーモアは主人公のお父さん役。
イーサンの新作は「Daybreakers」日本で公開になるかな、ビビリだから怖くて観られませんが。